国際教養大学といっても、まだ馴染みのない人が多いでしょう。そこで、google で調べました。詳しくは、下記サイトか
http://ja.wikipedia.org/wiki/国際教養大学
または、大学のサイトを参照してください。http://www.aiu.ac.jp/japanese/university/index.html
日本で初の地方独立行政法人の運営による大学で、2004(H16)年4月の創立です。秋田県が設立に関わったけれど、県立大学とはせず、上記法人の運営になっています。因みに秋田県には、1999年創立の秋田県立大学もあります。こちらはシステム科学技術部と生物資源科学部をもつ理系の大学です。
中嶋嶺雄氏は、元東京外国語大学長で、国際教養大学の準備大学から、この大学の創設にかかわり、初代学長に就任しました。
タイトルに「4校」とあるのは、国際教養大学に加え、東京の国際基督教大学、大分の立命館アジア太平洋大学、早稲田大学の国際教養学部のことです。
この寄稿の冒頭は、「英語力が不十分」という見出しで、次のように始まっています。
国境を越えて進みつつある「知」の流動化と再編成の大競争時代に当面している今日、果たして日本の大学は国際的通用性を持ち得ているだろうか。国際教養にとってもっとも重要な学士過程教育、その中でも特に重視すべき教養教育は、国際水準を凌駕する中身と質保証のシステムを有しているだろうか。グローバル化の時代に対応すべき国際語としての英語の教育は、国際
社会で受発信するに足るコミュニケーション能力をつけるにまでにいたっているだろうか。
答えは、そうじて否である。
そういうわけで、かねてより国際教養教育に熱心な4校が緊密に連携し、国際社会に羽ばたく人材の育成を通じて、日本の高等教育に貢献したい、となったそうである。
各大学の取り組みは、それぞれの大学のサイトを見ると、よく分かります。ぜひ、一度見てみられることを勧めます。子や孫を国際人にしたければ、こういう大学を勧めるのもいいですね。
ところで、この問題をここでとりあげたのは、実は、私自身、国際教養の重要性をつとに認識し、次のようなことを企てたことがあるのです。
1977年頃のことと覚えています。今から30年以上前です。岐阜県に東海女子短大というのがあり、そこが4年制大学を新設を計画し、文学部英文科を主体とする案を文部省に持って行ったのです。そうしたら、当時文部省の担当官が、岐阜県には、岐阜市に既に岐阜女子大学という文学部英文科をもった大学がある。岐阜市程度の市に二つも同じ様な大学は要らない、計画を練り直して来い、と言われたそうです。その時に、岐阜大学に藤掛というのがいるので、その人に相談したら、と助言されたそうです。当時私は、文部省研究助成課長の手塚先生(後、埼玉大学教授、金沢工業大学教授となられたので、先生と呼びます)と親しかったので、そのあたりから、話が出たのかも知れませんが、確かなことは知りません。
それは、ともかく、そこで、ある日、東海学園の理事長から電話があって、ぜひお話をうかがいたいということになったわけです。
細かい前後の事情は端折りますが、そこで、私が提案したのが、国際教養学部だったのです。必要な学科目から、講義題目、それぞれの必要単位、コマ数まで、かなり詳細に煮詰めた案でした。それを見た、短大学長を務めてみえた理事長夫人が、それを見て、これこそ私が求めていたものだ、といたく感激されました。しかし、その案は、理事長や理事長夫人の願いにも関わらず実現しませんでした。ガンは、学長に予定されていた人物の、無理解と無気力と無能力でした。あの時、あの案が実現していたら、日本初の国際教養部として、脚光を浴びていたでしょうね。今でも思い出すと、ちょっと残念な気がしますね。
それに代わって、「英語コミュニケィション学部」という代案も出しましたが、結局「英米文化学科」というのを作って、国立大学の教養部を定年退職した、英文学や英語学の専門の一版英語担当教員を集めて、実質は英文科と変わらないものを作ってしまいましたね。
国際教養大学のサイトに、「国際教養とは」と題して、教養教育を発展させた「国際教養(International Liberal Arts)」こそが、未来に通じる教学理念であると考えています。
「国際教養」は新しい教学理念です。その目的は、専門性から生じる限界を克服することにあります。急激に変化する社会に対応するには、専門性のみを追及して視野を狭めるのではなく、あらゆる分野にまたがる普遍的な知識を広く深く習得し、状況に応じて適切な判断が下せる多角的な視点を身につける必要があります。
などと書いてあると、何を今更と、私には思えて仕方がありません。
そこで、なぜ、このブログで、この記事を紹介したかといいますと、このブログでは、国際教養を見につけるに役立つテレビ番組を重点的に紹介していきたいと思っているからです。そして、そういう番組は、大学では、教えられてないような国際教養を見につけるのに役立つと思っているからです。また、私の考えている国際教養は、前記4校のカリキュラムには、どうやらかけているもので、それが
なくては、真の国際教養とは言えないとも考えています。だから、そういう番組や映像作品を見ないのは、バカだと、いいたいわけですよ。
まあ、それはおいおいと。


